ほんだより

ひとり読書会。その日の気分で選書します。

減らす技術

 

 

減らす技術 新装版

減らす技術 新装版

 

 あらすじ・内容

究極のシンプルライフを実践する世界的人気ブロガー発「減らす法則とテクニック」これからを生き抜くヒントが満載の、まさに時代のターニングポイントとなる1冊です。

 

読むきっかけ 

ミニマリストのブログで紹介されていました。

とりあえず、図書館で借りて読んでみることに(↑新装版が出るみたいですね)。

 

良かったところ

ミニマリストが紹介していたので、物理的にモノを減らす内容かと思ったら、日々のタスクを減らす、どちらかというと、仕事に役立つ内容でした。

もともと、非効率なことは大嫌いなので(敢えて非効率なことを好んでやる時もありますが)、物事をまとめて片付ける、というのは前々から有効な手段だと思っていました。

日々の非効率の最たるものに、ネットがあります。

朝一番にメールチェック、ネットで情報収集、これやりだすと、時間をだらだらと消費してしまう。

TwitterFacebookなどのSNSは、お店のアカウントのみで、個人ではやっていないところがまだマシですが、隙間時間にちょいちょいネット接続してしまうネット依存気味なのは、自覚しています。

著者は、決めた時間が来るまでネット接続するな、と言っているので、さっそくやらねば(笑)

他にも、朝ルーチン、夜ルーチンを決めて、いくつかやってみようかと思います。

 

作者に対して思うところ

外国の方が書いた本なので、日本人には合わない部分もあるかとおもいきや、すんなり読めました。

ご自身が「Zen habits」というサイトを運営されていることからも分かる通り、日本の禅に通じているからなのかもしれません。

最近、ミニマリストが取り上げられていますが、もともとは、日本古来の禅などの精神に共鳴する人が増えていることが、物を持たない人たち、という形で現れてきたのではないかと思います。

積極的にミニマリストになりたいとは思いませんが、禅などの精神性の結果、モノが自然に減っていく、というのはありだと思います。

 

こんな人におすすめ

隙間時間にネットをちょこちょこやってしまう人

仕事と家事の両立がうまくいっていない人

やらなければいけない大仕事を後回しにしている人

 

他に読んでみたい本

本田 直之著『LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。』

岡田 尊司著『インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで』

 

 

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美術手帖 2012年 10月号 超絶技巧特集

 

美術手帖 2012年 10月号 [雑誌]

美術手帖 2012年 10月号 [雑誌]

 

 あらすじ・内容

世界のアートの最新トレンドを届ける美術情報・批評誌。

超絶技巧特集。美は細部に宿る

前原冬樹、山口英紀、「雲龍庵」北村辰夫、他

超絶技巧の絵画史、最新作家ファイル

 

読むきっかけ

テレビ番組「マツコ&有吉の怒り新党」の中のコーナー、新・三大◯◯で紹介されていた、前原冬樹氏。

その超絶技巧をもっと知りたいと思い、前原氏が載っている雑誌を図書館で借りることにしました。

 

良かったところ

この雑誌、読み物としてかなり面白いです。

美術鑑賞は大好きですが、この手の専門誌を読むことって、あまりなかったので、これからは気になる特集のバックナンバーを読んでみようかな。

前原氏目当てでしたが、その他にも興味をそそる作家が多数。

山口英紀氏の水墨画なんか、どう見ても写真にしか見えません!

水墨画って”滲む”イメージがあったので、このような作品を見たのは初めてです。

人間技を超えた、緻密な作品を生み出す作家を知れただけでも収穫です。

 

こんな人におすすめ

マニアックな読み物が好きな人

 

他に読んでみたい本

 山下裕二監修『超絶技巧美術館』

 

 

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お厚いのがお好き?

 

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)

 

 あらすじ・内容

タイトルは知っていても、多くの人が読んだことがない世界の名著。

世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いたフジテレビ系番組『お厚いのがお好き?』が本になりました。

 

読むきっかけ

これは、ずいぶん前に、単行本を古本屋で購入しました(↑で紹介しているのは文庫本ですが)。

テレビ番組は数回見たくらいだったかな?

立ち読みして面白かったので、即買いでした。

 

良かったところ

我が家の本のリストラを免れて、今も生き残っている本です。

単行本は、装丁が好みで紙の質感も良く、置いておきたくなります。

哲学書や古典などを面白く易しく解説しているのですが、そこに出てくるイラストが秀逸。

『すーちゃん』の益田ミリが描いているのですが、このイラストがあるからこそ、この本の良さが100%出せていると思います。

小山薫堂氏の企画力は、いつもながらの面白さなので、これを本にするには、どうしたらベストか?というところが腕の見せどころなんですよね。

今でも、哲学書や古典を読みたいなあ、と思った時の選書本として現役です。

 

作者に対して思うところ

小山氏が関わった番組→書籍化、っていうのはよくあるのですが、昔、『カノッサの屈辱』が本になった時にも、凝った本だなあ、と思ったのは懐かしい思い出(もう手元にありませんが)。

面白番組をどのように本に編集するのか、ここはセンスにかかっています。

一度読んで終わり、みたいな本じゃなくて、何度も読み返したくなる本を切望しています。

 

こんな人におすすめ

読む本のジャンルが偏っているなあ、と感じている人

古典や哲学書を食わず嫌いしている人

 

他に読んでみたい本

小山薫堂(企画)著『なおかつ、お厚いのがお好き?』←続編が出ているのを知らなかった。

 

 

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簿記の教科書1年生

 

簿記の教科書1年生

簿記の教科書1年生

 

 あらすじ・内容

簿記の仕分けについて具体例がふんだんに入っています。

オールカラーで色分けしているため、初心者でも「見てわかる」内容となっています。

しっかりと学びたい「理論派」から、全体的な大枠を学びたい「感覚派」まで、スムーズに簿記の基本を理解することができます。

 

読むきっかけ

個人でお店をやっていて、やはり気になる帳簿の付け方。

こういう本って、ついつい手にとって見てしまいます。

直感でわかりやすそうなので、試しに買ってみました。

 

良かったところ

オールカラーで勘定科目の色分けがされています。

資産グループ=グリーン

負債グループ=ブルー

純資産グループ=ピンク

収益グループ=パープル

費用グループ=ライトグリーン

直感的で具体例もたくさん載っているので、私はよく使う科目に付箋をして、辞書のように引いて使っています。

それでも、よくわからない場合は、ネットで検索しますが(笑)

 

作者に対して思うところ

実は、簿記の本に求めたいのが、具体例。

でも、小難しい記述方法や解説ばかりの本が多すぎます。

こういうわかりやすい本をたくさん出してほしいです。

 

こんな人におすすめ

確定申告が憂鬱な人

今読んでいる簿記の本が難しすぎる人

簿記をやったことがないけど、興味がある人

 

他に読んでみたい本

北川真貴著『最新 知りたいことがパッとわかる勘定科目と仕訳が見つかる本』

宇田川敏正著『個人事業の教科書1年生』

 

 

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誰も教えてくれないお金の話

 

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

 

 あらすじ・内容

保険に入ったほうがいいのか、賃貸より分譲がお得なのか、老後の生活は…。

みんなが持ってる不安をスッキリ解消。

生活に密着しているお金のすべてがわかるコミックエッセイ。

 

読むきっかけ

たしか、4年くらい前の住宅購入を考えていた時期に、近所のTSUTAYAで見かけて買いました。

ただ、途中まで読んだところで、ドサクサに紛れて行方不明になっていたのですが、最近見つかったので、最初から読み直してみました。

 

良かったところ

住宅購入後に再び読んだので(住宅購入からすでに丸3年経ちました。笑)、知識の再確認になりました。

我が家のマネープランは、それほど無謀ではないようなので、良かったな、と。

繰り上げ返済コツコツ頑張ろう。

 

作者に対して思うところ

作者が思いつきでマンション購入して、勝手にすすめられた銀行で住宅ローンを組んで、というダメっぷりさ加減がすごいですが、そういう人じゃないと、この本自体が成り立たないので、適材だったのではないでしょうか。

 

こんな人におすすめ

毎月なぜかお金が残らない人

人にすすめられた保険に流れで入っちゃった人

ローンのほうが賃貸よりも月々安いし、と安易に考えている人

 

他に読んでみたい本

うだひろえ著『住まいの不安がなくなる 絶対失敗しない家・マンションの話』

 

 

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英語で手帳を書こう

 

英語で手帳を書こう

英語で手帳を書こう

 

 あらすじ・内容

スケジュールを毎日英語で書くことで、英語に慣れることができる。

略語や使える単語など、多数収録。

単語→1センテンス→つぶやき→目標と、段階的にステップアップ。

 

読むきっかけ

古本屋をぶらぶらしていたら、目に止まりました。

英語を勉強しなきゃなあ、と思いつつ、なかなか手につかなかったので、英語に親しむ習慣が身につけられたらと、試しに買ってみました。

 

良かったところ

手元に置きながら、予定を書くようにしています。

本に載っているステキな手帳のように、紙のスケジュール帳に可愛くペンで〜♪なんて思い描いていたのですが、早々に面倒になり(笑)、結局、Googleカレンダーに書いています。

スマホに同期しているので、この方が便利ですしね。

略語がなかなか使えます。

 

作者に対して思うところ

よく、英語日記を書きましょう、みたいな本はあるのですが、英語日記って、なかなか続かない。

毎日使うスケジュール帳だと、否応なしに目にするし、使います。

なかなか目の付け所がいいと思いました。

使えるやさしい単語をたくさん揃えてくれているところが、英語が苦手な人の気持ちに沿って作ってるなあ、と思います。

 

こんな人におすすめ

スケジュール帳をおしゃれに書きたい人

英語学習になかなか取り組めない人

 

他に読んでみたい本

リサ・ヴォート著『メモで身につく日常英語』

 

 

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使うなら、どっち! ?不安生活用品見極めガイド

 

使うなら、どっち! ? (Sanctuary books)

使うなら、どっち! ? (Sanctuary books)

 

 あらすじ・内容

ドラッグストアなどでよく売られている生活必需品をメインに、子どもを持つ家庭でよく買われる約200商品を徹底的に調査。

 

読むきっかけ

前に紹介した『食べるなら、どっち!?』が面白かったので、こちらも読んでみました。

 

kamomemaru.hatenablog.com

 

良かったところ

『食べるなら、どっち!?』と同じく、どちらかと言えば、こちらのほうが添加物が少なめだし、いいよね、という程度に参考になりました。

初めて知った商品もあったので、今度ドラッグストアでチェックしてみようと思います。

 

作者に対して思うところ

知らずに使っている製品について、少しばかり考えるきっかけを与えてくれる、このような本も必要なのではないかな。

うちはオーガニック製品しか使いませんから!っていう人には参考にはならないと思いますが。

 

こんな人におすすめ

添加物が気になるけど、よく知らない人

香水の匂いが我慢ならない人

ドラッグストア大好きな人

 

他に読んでみたい本

郡司和夫著『生活用品の危険度調べました』

 

 

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